HSP

ロンブーの淳さんが司会の番組は、なぜか前から何も考えなくてもボーっと観れて楽だなっと思っていました。

今朝、彼がHSPだと言っていて、周りにも同じ人が何人かいて、何だそりゃ?と。

最初はへー、そんなに神経質なんだーって観てましたが、あれ?音とか異常に気になるの分かるー。とか、いろいろ共感できる部分がありネットで調べました。

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
HSPは環境や性格などの後天的なものではなく、先天的な気質、即生まれ持った性質であることがわかっています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』であり、稀ではありませんが、裏を返せば、約8割の人はこの性質にはあてはまらないため、HPSの特性は共感を得ることが難しく、HPSでない人たちとの差に自己嫌悪を感じることや、まわりに合わせようと無理をして生きづらさを感じやすくなる性質といえます。

とのことです。

で、診断テストをやってみたら、わたくし、見事にHSPでした(笑)

ギリとかじゃないです。80%の項目に当てはまっていました(^^;

子供の頃から神経質と言われ、よく腹痛に見舞われるので病院に行くと、異常なし、精神的もの。で片づけられていました。

基本的に穏やかに生きたい。怒っている人や大声を出す人が大嫌い。一度でも怒った人とは付き合わない。自分の部屋で一人で放っておいて欲しい。

そんなのをずっと思って生きてきましたが、社会人としてそれは許されませんから、できるだけそうなるような環境を整えて今まで生きてきました。

20年以上も営業をしているのにテレアポが嫌い、商品説明が嫌い、会社説明が嫌い、というのもHSPが背景にあったんですね。良く今までやってたな(^^;

でも、だからそれらを避けるために展示会や、ホームページや、日々のブログで注目される方法を取っているんでしょうね。

なんだもっと早く知っていれば楽に生きられたな。

自分の事をメタ認知できると楽です。

あとは自分をそういう状況に置かないようにするだけですから。

経営者になってとても快適に過ごせるようになったなと思うのは、会社や上司にこのようなシチュエーションを強要されないからですね。

責任とか、スタッフの人生とか、社会義務とか、選択の重さとか、それらの重圧は起業前の比じゃなく半端ありませんが、それと日々自分が過ごす環境は別の話で、耐えられるストレスと耐えられないストレスをメタ認知できました。

数年前に、うちの会社の一番のお得意先、ダントツで一番売り上げのある会社の方に怒鳴られました。その後もその姿勢が変わらないため、スタッフに事情を話して、その会社との取引をやめました。

売上が下がる分は他でがんばるし、それでも足りなければ自分の役員報酬を下げるからとスタッフに言い納得してもらいました。

自分が経営者でなければ、体を壊しながらその会社と取引を続けなければならず、今頃精神を病んでいたかもしれませんね。

僕の場合は自己防衛のためか、怒った瞬間に「あ、こいつダメだ」て自分の中でシャッターを下ろして、もはや気にもしなくなります。

「はいはい、勝手に怒ってな。冷静に話もできない下等生物は人間じゃない。俺が気をもむ必要はない。」と相手にしなくして、自分を守っていたんでしょうね。

ですからそのことを引きずったりせず、気持ちを切り替えられます。

さらにメタ認知すると音に弱いです。サウナでしゃべっている人とか気になりますし、外気浴で整っている時にガキが騒ごうものなら、もうお風呂のお湯全部抜いたろかー!ってイライラします。だから、携帯電話も常にサイレントモード。着信やメッセージは自分の都合で確認して返信します。

あれ、今日は長い(^^;

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