病む

昨日の続きです。

トレーダーになってはいけない理由の4つ目。

精神病になる。

株でも為替でも値動きする理由を本当に理解しているか。

これをまず分かっていない人が多い。

株なら企業の価値、為替なら国力、原油なら産油量、金なら採掘量と流通量、そう思っている人が多いと思います。

でも違います。

値動きする理由は「感情」です。

人がどう思うか。それで値動きします。お金の流通量を毎日調べたり、企業の状況を毎秒アンケートしたり、そんなことできませんしどうでもいいんです。

人々の感情が全てです。

だらか80億人の感情を推測しないといけない。

世界中のニュース、問題、不祥事に目を配り、要人の失言や暴言を常に気にし、トランプ大統領が変な発言をしないかチェックをし、それからの問題や発言で一般人がどういう感情をもってどういう行動をするか、それを日々怯えながら、常に神経をすり減らしていないと大損をする世界。株も為替も原油も金も全て連動して動いているため、全く影響がないと思うことでも誰かが気にしたら価格に露骨に反映される。

プロのトレーダーには真っ先に情報が集まるし、それが仕事だから夜中だろうが休日だろうがすぐに対応する。

でも、これが本職でもない人が、片手間でやったら・・・

本業だけでもストレスなのに、時間も労力も一日の大半を本業で奪われるのに、毎秒世界情勢をチェックして、それに応じた売買の動きが取れますか?

プロトレーダーはできます。お客さんと電話中でも、打ち合わせ中でも、家族の葬式の最中でも、それが仕事ですから何か問題が起これば「ちょっと失礼します。」と言って、最優先で動けます。コロナの情報が入れば一瞬で全部の株を現金化することができる。でも「あー、打ち合わせ疲れた。」でヤフーニュースを見たら株が大暴落していて、それでも少しでも早く売ろうとしても本業中にパソコンでトレードはできない。

汗水たらしてコツコツ貯めたお金が一瞬で溶ける。

そんなこと続けてたら病みますよ。

財産が少しずつ減るような甘い世界じゃありません。信用取引なんてしてたら一瞬で全財産を失います。

頭が爆発しますよ。

前の記事

重労働

次の記事

投棄