重労働

昨日の続きです。

トレーダーになってはいけない理由の3つ目。

不労所得のはずが労働所得になっている。ということです。

情報収集→候補の株選び→企業調査→いくらで何株買うか→購入→いくらで売るか→日々のチェック→ニュースのチェック→株価が下がった場合の損切りの検討→なぜ下がったのかの研究と今後の投資への考え方の改め

簡単に書くだけでも一つの株を抱えるだけでこれらのことが付きまとい。検討していない他の時間にも「今の株価はどうなっているだろう?」「このまま持ち続けて大丈夫か?」「何かニュースになっていないか?」「株価が下がるような世界の情勢はないか?」「株価が上がるはずで買ったのになんで下がったんだ?」

などなど、いったいどれだけの時間と思考を持っていかれるのでしょうか。

その全部の時間をカウントして下さい。そして一か月でも半年でも、儲かった金額をその時間で割って下さい。時給いくらですか?100万円突っ込んで10万増えたところで、時給いくらですか?

そして素人が勝てる世界ではありませんから、まず負けます。

その時間、金額、大赤字です。全人類が等しく命を削って寿命を消化している時間私にとってはお金よりも大事なものです。その時間を失い。さらにお金まで失う。失っても生活や今後の人生に全く影響が出ない余剰資金が1000万円くらいあって、自分が上がると信じた株が一時期下がっても気にしない。というより株価なんて見ない。5年後、10年後に200万円くらい増えたらラッキーだな。素人はそういうスタンスでやらない限り、過酷な労働と、明日詳しく話しますが精神をやられて病みます。

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