不安って何でしょうか?

まずは言葉を分析します。

昨日の続きです。

不安とは、危険対象に対して将来自分にも危害が加わるかもしれない恐怖です。
まずここで、調理の前にちゃんと下味を付けておきたいことがあります。
それは、コロナウィルスの方には「不安」と「恐怖」は存在していない、ということです。コロナウィルスの側にはそれらの言葉は存在していません。
医者も、専門家も、報道も、政府も、国も、スーパーにも、「不安」と「恐怖」は存在していない。
じゃ「不安」と「恐怖」はどこに存在するのか?

それは「あなた」に存在しています。
コロナウィルスは「危険」であったり、「脅威」であったりはするでしょう。でも「不安」と「恐怖」は存在していない。「不安」と「恐怖」を作っているのはあなたの側です。
「え?でもみんな不安と恐怖は感じてるでしょ?」て思いますよね。

いいえ、人それぞれです。
私は不安も恐怖も全く感じていません。(私は臆病でネガティブな人間ですから、勇猛で不安も恐怖も感じていない訳ではありません。長くなるので理由は後で話します。)

ここまでよろしいでしょうか?
「不安」と「恐怖」を作っているのは、コロナウィルスでも、医者でも、専門家でも、報道でも、政府でも、国でも、スーパーでもない。
あなたが作っている心の状態です。
犬にはこの類の不安と恐怖はありません。
「不安」と「恐怖」は人間の想像上の産物です。

さて、これからいよいよ料理をしていきます。
「不安」と「恐怖」がコロナウィルス側に存在していたら我々にはコントロールができません。
「不安」と「恐怖」が医者、専門家、報道、政府、国、スーパーの側に存在していたら我々にはコントロールができません。
でも、「不安」と「恐怖」はあなたの中に存在する。いや、あなたの中にしか存在しない。
今までウィルスの状態や専門家の話で右往左往していた段階から、一段俯瞰することが出来て、「不安」が「恐怖」が自分の側にあることが分かりました。

さぁ、ここでいよいよ冒頭で話した帰納法の登場です。

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