ノーリスク、ノーゲイン
ゴルフを観てて最近やっとわかってきたことがあります。
なんでプロなのに池に入れるんだろう?なんでプロなのにバンカーに入れるんだろう?なんでプロなのにOBするんだろう?
ゴルフってそんなに難しいのか。
いや、そうではないんです。攻めているからリスクがあるんです。
イチローが子供の頃、監督に「ホームランばかり狙うな。2ベースヒットでいいんだ。」と、言われて「2ベースヒットなら必ず打てるからつまらない。ホームランを狙いたい。」と反論したところ、監督に「じゃ2ベースヒットを全部打ってみろ。」と、言われて、見事に全打席2ベースヒットを打ちました。
ゴルフも同じで、全部パーでプレイしろと言われればプロならできます。でも戦いですから相手がバーディを狙ってどんどん攻めてくる。そんな中では無理してでも全部のホールでバーディを狙わないと勝てない。攻めた結果の池ポチャ、攻めた結果のOB、だから仕方がない。
逆に首位の選手は無理をしないで安全なところに打ってパーで逃げます。
しかも先週の一番大きいアメリカの大会では、1位と2位では賞金が10億円違います。なんだそりゃ(^^;
2位と3位でも一億円違い、3位と4位でも一億円違います。つまり一打違うと10億円とか、1億円違う訳です。
名誉と栄冠とお金。絶対に勝ちたいもの通しの戦いですから、当然「置きに行く」なんてことはしません。
それをやっと分かってきた今日この頃です(^^;