Bar is open
本日、BARをオープンします。
20年前にバーテンダーに憧れてBARの門を叩き修行し、いや、小学生の頃に映画「カクテル」を観た時から憧れていたんでしょうね。
トム・クルーズもカッコ良かったし、その師匠のコグラン役の人も魅力的だったな~
コグランは大成功して、一等地にすごいBARをオープンさせるも、オープンの日にクルーザーの中で自殺。
トム・クルーズは成功とは一体何なのかと悩み、最後は地元に小さな自分のBARを開いて、妊婦の奥さんと幸せそうにきり盛りする。
カッコ良さだけじゃなく、成功の闇の部分も子供ながらに知り、未だにほんの些細な成功でもあるとその事を思い出し戒めとなっています。
子供の頃から「いつかは俺もこんなBARをやってみたい。」と思っていました。
今は全く違う仕事をしていますが、不思議な縁で自分のBARを持つという夢が叶いました。
野原さん、ありがとうございました。
よく「人生に無駄は無い。」とか、「いつか夢は叶う。」とか、「どの道から歩んでも頂上へは登れる」なんて綺麗ごとを耳にして、聞くたびにそんなのルサンチマンの言い訳で、世の中そんなに甘くないと思っていました。
でも、もしかしたら一理あるかもしれないと、今少しだけ・・・いや、偶然か。
そんなのはやっぱりルサンチマンの願望で、人生は必然です。
目の前の仕事をただ真剣に取り組んで、人との縁を大事にしてきた・・・
いや、そんなの誰でもやっている当たり前のことか。
じゃ、何?なんで夢が叶った?
答えは一つです。
人に恵まれていたんです。
運がよかった。大吉という名前のおかげだ。お母さん、ありがとう。
あ、明日は生きていればお母さんの誕生日だ。BARでお母さんの誕生日を迎えるね。24時過ぎたら乾杯しよう。
お母さんも関内で50年前に居酒屋をオープンさせて、女手ひとつで俺のことを育ててくれたね。ありがとう。
こんなに大きくなったよ。俺も隣の駅の石川町で店をやるよ。
あれ、居酒屋オープンはちょうど50年前だな。何月何日だろ?まさか・・・なんて、偶然は無いか。
いかん、いかん、こういうことをいろいろ考えてから、クルーザーに引きこもってしまうんだ。
お母さん、まだ呼ばないでね(^^;
まだまだこれからだから!異次元のホテルと、異次元の老人ホームと、異次元のサウナを創って、自分もそこに住むまではお迎えに来ないでね♪
あれ、なんだろ、いろいろビジネスを立ち上げて来たけど、自分の好きなことを仕事にしたことが無かったから、こんな感じ初めて・・・
危ない、危ない、みんなも今日、僕がクルーザーで自害しないように見守っててくださいね(^^;
あ、クルーザー持ってなかった( ̄▽ ̄;)
映画とは言え、コグランの死を無駄にせず、トム・クルーズ演じるブライアンの様に己の分を知った成功を目指し、お客さんと同業の方と地域に愛されるBARにしていきたいと思います。
これから、どうぞよろしくお願い致します。
Bar is open.
BAR GREAT HARRY
〒231-0023
横浜市中区山下町214 RIビル1階
045-661-0243