精神と時の部屋
また脱線します。
ゴルフの世界選手権、PGAツアーもコロナの影響で3か月間中止になっていました。
そして再開してびっくり。
ある選手は体重が17キロ増えてめっちゃマッチョになっていて、ある選手は体重が25キロ落ちてめっちゃスリムになっていて、各々別人になっていました。
ゴルフって、たまーーーーに太ってる人がいて、それはもうアスリートとして論外、退場、観たくもありませんが、小太りくらいはちらほらいて、許してあげて欲しいんです。
というのも、毎週世界中のあちこちで大会をしていて、1日目は移動、2日目はコースの確認と練習、3日目はチャリティとスポンサーや著名人とのプレイ、4~7日目が試合。これを繰り返します。
野球のように一試合で4回だけバットを振って、休みが多いスポーツなら筋トレしても大丈夫ですが、ゴルフの場合は筋トレして回復するまでの時間が足りないんです。しかもドライバー以外の全てのクラブは力を使わずにコントロールが必要なため、筋肉痛や筋肉疲労があるとスイングに影響がでます。パターなんて赤子に触れるくらいソフトタッチですから、ピアノニストくらい繊細なタッチが求められます。
ですからランニングやショット練習くらいで強度が強いトレーニングはできません。
そんな彼らが3ヵ月中止になるとどうなるか・・・
なるほど、やっぱりトップアスリートですね。黙ってだらだらなんて過ごさない。
体重の増減だけではなく、スイングを大幅に変えている選手もいますし、みんな進化しています。
たまにぽっちゃりを見かけるから、ゴルフってスポーツとして認められるのかなってすごい悲しかったんですけど、世界を舞台に戦うトップアスリートはやっぱりすごかった。
みんなパワーアップして帰ってきた。
スポーツ選手とか芸能人の仕事って、それを演じることじゃないんですよね。
一般人に夢を与えるのが仕事なんですよね。
だから、いつも「すごいな」て思わせて欲しい。
ありがとう。