引っ越しても自粛

高校を卒業して、晴れて新ニートとして人生の門出をスタートしました。

ニート1年目、相変わらず酒、女、タバコ、博打はやらない生活を続け、芸人としては落第の素行です。

毎日とにかく家で自粛してました。別に行きたいところもやりたいこともなく、家にいるのが好きでした(笑)

同級生は大学に行ったり就職したりしてたので遊べるのは週に一回くらい、しかも引っ越してしまったので一人の友達が週に一回、車で迎えに来てくれて、なぜかゴルフの打ちっぱなしに行く。夜に1時間くらい、下手だけどとにかく思い切りボールを打ってストレス発散。と言っても仕事もしてないからストレスもたまらない・・・

毎日、レンタルビデオ屋の往復と、本屋さんに行って「仕事100選」みたいのを買って「何をすればいいかな~」なんて悩む生活。

働きたくないとか、引きこもりたいとか、そういう願望は無くて、何をやっても成功させる自信があったので(なんでやね!)どうせやるなら無駄な時間、無駄な経験、無駄なキャリアを積まずに、これと決めた仕事で一点突破をしたかったので慎重に選んでいました。

昔から「同じことを同時に始めたら絶対に負けない。」という根拠のない自信があって、それが高校の時にやった二つのバイトで実証されたので、もう検証済みだから余計その考えが確固たるものになっていました。回転寿司でバイトしてた時は先輩と勝負して勝つようになり、チェーン店の中で「白須っていうスピードスターがいるらしい。」と話題になり、川崎の職人から「俺と勝負しろ」と果たし状が来て勝負する始末・・・

「好きなネタ選んでいいよ。」と言われ、僕はイカ、先輩はマグロを選び、一分間で何皿握れるかの勝負。結果は・・・

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