勝手に暴走が全ての原因
危険なのは自分の都合の良い方に、思想に合っている方に「国も、トップも、きっとそう思っているに違いない。」と考えてしまうことです。
国は営業しろと言っているけど、本当は東京都のように休業してほしいと思っている。でもそんなことを立場上、公言できないんじゃないだろうか、と思い込んでしまう危険な発想です。
任侠映画はいつもこれでトラブルが起こり、それが手打ちになるまでのストーリーです。
下っぱが「親分は口では言えないが、きっとあの組を獲って欲しいはずだ。」と、思い込んで暴走したり、または兄貴分から「親分の仇だ、男になってこい。」と、そそのかされて問題を起こす。そして組長に「なんてことをしてくれたんだ!」と怒られ「すいません、俺が勝手にしたことです!」となり、仲介の第三者の親分に相談していく。
そんな感じなんですね。(あ、ディスってないですよ、これがいいんですよ)
自分はこうなっていないか?と自問自答しています。
自分の損得、メリット・デメリットはとっくに外に置いている。
世間のため、顧客のため、社員のためというのも、心は痛むが外に置く。
組織のため、国のためにどうすべきか。日本が間違えているなら世界はどうか。
いろいろ考えて行動した結果、とんでもない間違いを起こすのではないか。そしてそれはただの自分の損得だったのではないか。
めちゃめちゃ恐ろしい話ですが、任侠映画はいつもこれです。
あれ、結局、任侠映画の話になっちゃいましたが、皆さんどう思いますか?